2010年04月19日
鰹たたき………

今回は、写真の鰹のたたきについて、お話したいとおもいます。
たたきとは、主に魚の調理法のことをいいます。大きく分けて、二種類の方法があり、それぞれ異なった形のものになりますが、どちらもたたきと言われます。
皆さまもご存知の「鰹のたたき」ですが、表面を焼いて中を生にする、代表的なものです。
鰹はあしが早いので、表面を焼くことによって殺菌効果をし、すぐに氷水によって身を引き締めます。そして切り身にし、そこにポン酢や醤油やタレなどを「たたきつける」ことから、たたきと言われます。
鰹が、代表的なものですが、他に鮪、鮭、鰆、太刀魚、鶏のささみなども、たたきにします。
四国や紀伊、遠州などで盛んに調理されます。
もう一つのたたきの代表的なもので、「鰺のたたき」があります。こちらは、字のごとく身をたたいてミンチ状にしたものを、たたきと呼びます。
また、薬味と混ぜたり、味噌と一緒にするなめろう等のアレンジなどが、有名です。鰺を代表として、鰯、いさき、秋刀魚、鰹などもたたきにします。
こちらは、房総や、東北、北海道などで盛んに調理されます。
ひとつの用語でふたつの意味をもつたたき……
奥が深いです!!!
たたきにすることによって、香ばしくなったり、余分な脂を落として食べやすくなりますので、是非家庭等でも挑戦していただきたいとおもいます(^^)v
Posted by ぼんぼん at 02:43│Comments(0)
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